令和4年第2回鹿角市議会定例会一般質問 ⑤
4 皆伐後の植林について
杉山(杉材)の皆伐後、植林されず放置されている山が多くなっている。
市でも植林指導はしていると思うが、現状とその対策を伺う。
(市長答弁)
皆伐後の植林につきましては、
本市では、スギ等の植栽による再造林を推進するため、林業経営体に対し、森林経営
計画の策定を指導することで森林の集約化を促すとともに、国、県の補助金に市が
事業費の7%を嵩上げして支援しております。
皆伐後の再造林は、スギ等の植栽と、広葉樹等の天然更新がありますが、本市では、
将来的に生産材となるスギ、マツ等の新植は費用負担も大きいため、天然更新が多く
なっている現状にあります。
森林法では天然更新が認められておりますが、現在進めている森林経営管理制度では
皆伐後の再造林が必須となっておりますので、今後は再造林率が向上するものと見込ん
でおります。
今後につきましても、再造林面積の増加を目指して支援、指導を継続してまいり
ます。