令和4年第2回鹿角市議会定例会一般質問 ➃
3 鹿角産材(間伐材)を利用しての木育について
議会(常任委員会)で2014年と2015年に岐阜県美濃市、東京都新宿区を視察し、
その後市に施策提案した経緯があり、是非取組むべきと考える。
報道では2年間だけ実施との事だが、鹿角産材(間伐材)を使った木育は
本市にとっても大事な教育と確信しており、今後も続けるべきと考えるが、
今後の計画(予定)を伺う。
(市長答弁)
鹿角産材を利用した木育につきましては、
幼少期から木製品と触れ合うことで、森林資源の豊かさを実感していただき、
特に木材加工業者や消費者など川下からの需要開拓につなげるため、2ヶ年計画で
鹿角産材を活用した乳幼児向けの木製品の開発に取り組みました。
事業の成果として、積み石をイメージした積み木が完成し、来年度から、1歳6か月児
検診の対象者に配付することとしておりますので、まずは、この取組みを定着させて
まいりたいと考えております。
また、黒森山憩いの森で植菌体験や森林環境教室等を実施するほか、中滝ふるさと
学舎での木工体験などを通じて、市民向けの普及啓発に努め、木育を推進してまいり
ます。
さらに、葛飾区との相互連携交流による取組みを前進させることにより、鹿角産材
の利用推進を図ってまいります。